関節の痛みについて

関節の痛みは、膝や肩、股関節、肘、手首など、骨と骨をつなぐ部分に生じる痛みです。加齢による軟骨のすり減り、使いすぎによる炎症、怪我など、様々な原因で起こります。
痛みがあると歩く、階段を上る、腕を上げるといった日常の動作がつらくなり、QOL(生活の質)が低下します。「膝が痛くて階段がつらい」「肩が上がらない」「歩くと股関節が痛む」など、関節の痛みでお困りの方は一度ご相談ください。
こんな症状の方はご相談ください
- 膝が痛くて歩くのがつらい
- 階段の上り下りで膝が痛む
- 正座ができない
- 肩が痛くて腕が上がらない
- 肩の痛みで夜眠れない
- 股関節が痛くて歩きにくい
- 肘や手首が痛む
- 関節が腫れている
- 動き始めに関節がこわばる など
受診の目安
以下のような場合は、早めに受診されることをおすすめします。
- 関節の痛みが1週間以上続いている
- 痛みで日常生活に支障が出ている
- 関節が腫れている、熱を持っている
- 動かせる範囲が狭くなってきた
- 痛み止めを飲んでも効かない など
関節の痛みの原因
変形性関節症
加齢や体重の負担などにより、関節の軟骨がすり減って痛みが生じます。膝や股関節、肩などに起こりやすく、中高年の方に多く見られます。動き始めに痛みやこわばりを感じることが特徴です。
関節の炎症
関節に炎症が起きて痛みや腫れが生じます。関節の使いすぎ、怪我、感染症、自己免疫疾患などが原因となります。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
肩の関節やそのまわりの組織に炎症が起きて、痛みや動きの制限が生じます。40代から50代の方に多く見られることから、四十肩・五十肩と呼ばれています。腕を上げたり、後ろに回したりする動作が痛くてできなくなります。
スポーツや日常生活での負担
スポーツによる使いすぎや、仕事での繰り返し動作などが関節に負担をかけて、痛みの原因となることがあります。
当院で対応している関節の痛み
膝の痛み
膝は体重を支える大きな関節で、痛みが出やすい場所です。歩行や階段の上り下り、立ち上がりなど、日常の動作に支障が出ます。変形性膝関節症、半月板の損傷、靭帯の損傷などが原因となります。
肩の痛み
肩は動く範囲が広い関節で、様々な原因で痛みが生じます。主な原因として、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)や腱板損傷などがあります。腕を上げる、後ろに回す、服を着替えるなどの動作がつらくなります。夜間に痛みが強くなることもあります。
その他の関節の痛み
股関節、肘、手首、足首など、様々な関節の痛みに対応しています。
当院での治療
関節注射
痛みのある関節に直接注射を行い、痛みや炎症を和らげます。当院では、膝や肩の関節注射に対応しています。関節注射には、局所麻酔薬を注射して痛みを和らげる方法や、ヒアルロン酸を注射して関節の動きを滑らかにする方法などがあります。症状に応じて適切な方法を選択いたします。
注射の効果には個人差がありますが、痛みが軽減することで日常生活が楽になる方が多くいらっしゃいます。症状によっては、定期的に注射を続けることで痛みをコントロールしていきます。
お薬による治療
痛み止めの内服薬や外用薬を処方します。炎症を抑えるお薬や、痛みを和らげるお薬など、症状に合わせて処方します。湿布や塗り薬も症状に応じてお出しします。
漢方薬
冷えを伴う関節の痛みや、慢性的な痛みなどに対して、体質に合わせた漢方薬を処方することもあります。
生活指導
関節への負担を減らす日常生活の工夫や、痛みを悪化させない動作などをお伝えします。適度な運動で関節まわりの筋肉を鍛えることも、痛みの予防や改善につながります。
整形外科との連携について
当院では、関節の痛みを和らげる治療を行っています。関節の変形が進んでいる場合や、人工関節などの手術が必要な場合は、整形外科へご紹介いたします。
整形外科で治療を続けていても痛みが取れない場合は、当院の関節注射が効果的なこともあります。両方を併用されている患者様も多くいらっしゃいますので、お気軽にご相談ください。