風邪・鼻水は放置せずに早めに受診を

風邪は身近な病気ですが、こじらせると気管支炎や肺炎に進行することがあります。また、鼻水や咳は周囲への感染源にもなります。「たかが、風邪」と軽くお考えにならずに、早めに対処することが大切です。
当院では症状を詳しくお聞きして、原因に合わせた治療を行います。漢方薬も取り入れながら、体の回復をサポートいたしますので、つらい症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- 熱っぽい、体がだるい
- 鼻水が止まらない
- 鼻水の色がおかしい
- 鼻が詰まって息苦しい
- くしゃみが出る
- 喉が痛い、イガイガする
- 咳が出る、痰がからむ
- 頭が重い、ぼんやりする など
早めに受診した方が良い症状
以下のような場合は、風邪以外の病気の可能性があります。早めに受診してください。
- 38℃以上の高熱が3日以上続く
- 黄色や緑色の痰が多く出る
- 息苦しさや胸の痛みがある
- 症状が2週間以上よくならない
- 頭痛や体の痛みがひどい など
発熱外来をご利用ください
発熱や咳などの症状がある方には、専用の入口と隔離室をご用意しています。一般の患者様との接触を避けて、安心して受診していただけます。ご来院前にお電話いただけると、スムーズにご案内できます。
風邪・鼻水の原因
ウイルス感染による風邪
風邪の多くはウイルス感染が原因です。ライノウイルスやRSウイルスなど、原因となるウイルスは200種類以上あると言われています。くしゃみや咳などの飛沫で感染し、1~2週間ほどで自然に治ることが多いです。ただし、体力が落ちていると長引いたり、重症化したりすることがあります。
新型コロナウイルス感染症
発熱や咳、倦怠感、喉の痛みなど、風邪に似た症状が出ます。当院では抗原検査で診断し、必要に応じて治療を行います。発熱がある場合は、ご来院前にお電話でご連絡ください。
インフルエンザ
インフルエンザは、風邪よりも症状が重くなりやすい感染症です。38℃以上の高熱が急に出て、強い倦怠感や関節痛を伴います。毎年冬に流行し、高齢者や持病のある方は重症化しやすいため注意が必要です。当院では予防接種も行っていますので、お気軽にご相談ください。
アレルギー性鼻炎
花粉やハウスダストなどが原因で、鼻水やくしゃみ、鼻づまりが起こります。風邪と似た症状ですが、熱は出ないことが多いです。目のかゆみを伴う場合は、アレルギーの可能性が高くなります。症状が長引く場合や、毎年同じ時期に繰り返す場合は、アレルギー検査をおすすめします。
風邪の経過と注意点
一般的な風邪の経過
風邪は、喉の痛みや鼻水から始まることが多いです。その後、咳や痰、発熱などの症状が現れます。通常は1週間程度で症状が治まり、自然に回復します。
風邪を悪化させないために
風邪の初期に無理をすると、症状が長引いたり悪化したりします。十分な睡眠と水分補給を心がけて、体を休めることが大切です。栄養のある食事を摂り、体の回復力を高めましょう。症状がつらい場合は、早めに受診して適切な治療を受けるようにしましょう。
診察と検査
症状を詳しくお聞きします
いつから症状が出ているか、どのような症状か、周囲に風邪の方がいるかなどをお聞きします。喉の状態を確認して、聴診器で肺の音を聞きます。これらの情報をもとに、風邪なのか、他の病気なのかを判断します。
必要に応じた検査
インフルエンザや新型コロナウイルスが疑われる場合は、抗原検査を行います。短時間で結果がわかりますので、その場で治療方針を決めることができます。
症状が重い場合や長引く場合は、血液検査で炎症の程度を確認したり、胸部レントゲンで肺炎がないかを調べたりします。アレルギーが疑われる場合は、アレルギー検査も可能です。
当院の風邪治療
お薬による治療
症状に合わせて、解熱鎮痛薬、咳止め、痰を出しやすくする薬、鼻水を抑える薬などを処方します。インフルエンザの場合は、抗ウイルス薬を使用します。細菌感染が疑われる場合は抗生物質を処方しますが、ウイルス性の風邪には効果がないため、必要な場合にのみ使用します。
漢方薬による治療
風邪の治療には漢方薬も効果的です。風邪の引き始めには葛根湯や、咳が長引く場合は麦門冬湯など、症状や体質に合わせて処方します。漢方薬は副作用が比較的少なく、体の回復力を高める働きがあります。西洋薬と組み合わせることで、より効果が期待できます。
生活上のアドバイス
風邪を早く治すためには、十分な休養が欠かせません。水分をこまめに摂り、消化の良い食事を心がけましょう。部屋の湿度を保つことも、喉や鼻の症状を和らげるのに役立ちます。